小額なので、ここは返す、といっていたが、返しに行ってまた借りている。
でも、昭和60年くらいから大手消費者金融数社との付き合いが
続いているのだから、
よく手を上げずに(破産もせずに)すんだものだ。
と、妙なところで感心した。
「+-チャラということで、どうでしょうか?。」
わたしは笑いながら言った。
猫二郎だったかのホームページにヤミ金との交渉の仕方。
というのがあった。
1.相手は、違法性を認識している。
つまり、出資法違反、貸金業法違反。公序良俗違反-返さなくてもよい。
出資法違反は、刑事事件なので-そこは、切り札なので、黄門様の印籠として
使う。
2.交渉を重ねる。そうすれば、ほとんどのヤミ金とは話がつく。
そんなことが書かれてあった。
あくまで冷静に拠去すること。突っ込み役とボケ役(兄貴へのなだめ役)が、
そこにいるときはよいが、振り上げた手を相手がどこかに降ろせるよう
対拠すること。
忘れてはならないのは、足元をみられないこと。気を飲まれてはいけない。
余裕をもって、対拠すること。揚げ足をとられないようにすること。
いざとなったら、警察を呼ぶ。
そんなことだったように思う。
つまり余裕をもってというところが、笑いながらの行為になった
ということだが、これは解釈をまちがえているのかも知れない。
相手の出方を待った。冷静に応対するか、大声を張り上げてくるか。
「そんなに儲けておらんよ。」相手は、冷静であった。