いままでで一番好きな人といえば、この人である。
冒険資金をためようと、ほとんど無一文でアメリカに渡ったこと。
ヨーロッパアルプスの氷河に転落し,九死に一生を得る。
南米最高峰登頂資金をためるため、日々、ジャガイモを食べ節約したこと。
1984だったか、北米冬のマッキンリーで消息を絶ったこと。
その他・・・・・。
勿論、対面した訳でもなく書籍、雑誌でしか知らない。
この人の本は、ほとんど読んでいる。
多くの若者の心をつかみ、夢を駆り立てた。
影響を受けた人も数多くいる。
それから受けるこの人の印象。謙虚である。
わたしは、乞食です。みなさんのお金で北極点へ行かせて
もらいました。と言える。
世界の○○なのだからと、おおきな顔をする人が多い中で
この人には、それが微塵も感じられない。
それが凄い。
もし、今生きていたら長島茂夫監督のような国民的なヒーロー
なっていたかも知れない。
ささやかな夢でも、一歩一歩実現に向け進んでいくことへの
大切さを教わった気がする。
書籍(うろ覚え) 極北に駆ける。北極圏12000キロ。その他。