養育費を相手に求める場合に、インターネットで簡単にできるなど、
一般人でも簡単にできる手続きの簡素化が求められているように思う。
市町村が手続支援をしてくれると、非常にありがたくも思うのだが。
養育費不払いに給与天引きも 元配偶者に、明石市が検討
朝日新聞社
2019/09/26 06:00
養育費不払い解消に取り組む兵庫県明石市は25日、困窮するひとり親家庭支援のため、不払いを続ける元配偶者の財産情報取得や給与差し押さえ、氏名公表などを可能にする「養育費泣き寝入り救済条例(仮称)」の来年4月施行をめざして、検討会を設置すると発表した。不払い者への行政サービスの一部制限も視野に、5年以内に市内の養育費受取率を50%以上にすることを目標にする。
養育費不払い者に対して旅券や運転免許証の効力を停止している米国などの事例も参考にし、市が担う行政サービスの一部制限や過料などが盛り込めるかも考える。市は、ひとり親と元配偶者の合意に基づく養育費の給与天引きなども後押ししていく方針だ。
検討会は大学教授やひとり親支援団体の理事長、弁護士ら6人程度で構成。養育費の回収手続きを簡易にする改正民事執行法が来年5月までに施行されるのに合わせ、市が独自に検討している回収手続き代行や支払いを拒み続ける人の氏名公表、ひとり親からの請求に基づく元配偶者の勤め先開示などの施策を進める際の個人情報保護との兼ね合いなどを整理する。