2011ドイツ戦での1点。アメリカ戦でも、丸山がいなかったら宮間のゴールもなかったかもしれない。
【丸山佳里奈の丸ゴトなでしこ】岩渕&菅沢に若手続け!スコットランド戦で不安は自信に変わったはず
スポーツ報知/報知新聞社
2019/06/19 10:00
14日のスコットランド戦に勝利し喜ぶなでしこイレブン(ロイター)© スポーツ報知/報知新聞社 14日のスコットランド戦に勝利し喜ぶなでしこイレブン(ロイター)
さあFIFAランク3位の強豪・イングランド戦です! ズバリ優勝候補です。1つのミスが命取りになる相手。なでしこにとっては、第2戦のスコットランド戦で見せた素晴らしいサッカーが「本物」だと証明するいい機会になるはずです。
スコットランド戦はチームが一気に一つになった試合でした。初戦のアルゼンチン戦よりも体の力が抜けて(もちろん全部じゃないですよ)、みんないい動きだった。相手が前からどんどんプレスにくると、日本のパスって回るんですよね。
岩渕&菅沢のW杯経験者2トップがゴールを挙げました。前線からの守備もしっかりやって、2人で日本のリズムを作っていました。
菅沢には本当に驚きました。今までの代表では、真ん中にずっといて、縦パスを受ける役割。今はそれもやりつつ、裏やスペースに献身的に走って、幾度となく長い距離を走っていた。あんな姿は初めて見ました。ゴールはPKでしたが、しっかりと冷静に。それにしても、PKの判定をした主審。髪形がキレッキレでしたね。W杯に合わせてきてましたね~(笑い)。
2人の勢いに、若手も続いてほしい。今の若い選手の技術って、私たちの頃よりも本当に高いんです。23人中17人が初めてのW杯ですが、不安な気持ちはスコットランド戦で自信に変わったはず。思い切りプレーできるのが若い選手のいいところ。自信さえ持てれば絶対に通用します。既に決勝T進出が決まりました。イングランド戦、すごく楽しみです!(元なでしこジャパンFW)