意識不明の巡査 手術で快方に向かう 拳銃強奪
毎日新聞
2019/06/18 12:39
巡査が襲撃された千里山交番=大阪府吹田市で2019年6月16日午後1時36分、小松雄介撮影© 毎日新聞 巡査が襲撃された千里山交番=大阪府吹田市で2019年6月16日午後1時36分、小松雄介撮影
大阪府吹田(すいた)市の交番で警察官が刺されて拳銃を奪われた事件で、府警は18日、意識不明の重体だった古瀬鈴之佑(こせ・すずのすけ)巡査(26)が手術を受け、快方に向かっていることを明らかにした。
古瀬巡査は16日午前5時40分ごろ、勤務先の府警吹田署千里山交番の駐車場で、飯森裕次郎容疑者(33)=強盗殺人未遂容疑で逮捕=に包丁で胸や背中などを複数回刺され、救急搬送された。肺の損傷が激しく、17日に手術を受けた。
古瀬巡査は昨年2月に採用され、7月から吹田署で勤務。佐賀県立佐賀工高ラグビー部の出身で、同部出身の五郎丸歩選手=ヤマハ発動機=らが「古瀬がんばれ」などとツイッターに激励のメッセージを投稿している。【伊藤遥、土田暁彦】