運転の60代女「意識なくなった」 東京・町田で児童ら5人はねられけが
毎日新聞
2019/06/17 20:43
歩行者をはねて空き地に突っ込んだ白いワゴン車(左上)=東京都町田市で2019年6月17日午後6時31分、本社ヘリから玉城達郎撮影© 毎日新聞 歩行者をはねて空き地に突っ込んだ白いワゴン車(左上)=東京都町田市で2019年6月17日午後6時31分、本社ヘリから玉城達郎撮影
17日午後5時ごろ、東京都町田市の都道で、歩道を歩いていた小学生らの集団に乗用車が突っ込んだ。いずれも7歳の小学生女児2人と50代女性、5歳の男児がけがをして病院に搬送された。女児1人とその母親の女性が重傷とみられるが、命に別条はないという。
警視庁町田署は乗用車を運転していた60歳の女を自動車運転処罰法違反(過失致傷)の容疑で現行犯逮捕した。「右折しようとしていて意識がなくなった。覚えていない」と話しているという。
同署によると、現場は信号のある丁字路。車は曲がりきれずに突き当たりの歩道に突っ込み、ガードレールの切れ目から乗り上げて、歩いていた児童らをはねた。車はそのまま歩道脇の空き地に進入し、溝にはまって停止した。同署が事故の原因を調べている。児童は塾から自宅に帰る途中だったとみられる。【五十嵐朋子、早川健人】