2020年東京五輪で金メダルを狙う卓球女子の伊藤美誠(18)=スターツ=が2日、巨人の本拠地開幕戦となる阪神1回戦(東京ドーム)で始球式を行った。「2020」の背番号が入った巨人のユニホーム姿で登場。惜しくもギリギリのワンバウンド投球となったが、4万人を超える観衆からは温かい拍手が送られた。
始球式後に取材に応じた伊藤は「まだ手が震えています。こんなに大勢の中でやることもないし、始球式も初めて。今度はもっと楽しみたい」と話した。原辰徳監督(60)からは「男子も女子も層が分厚いね」と声をかけられたといい、「すごくよく知ってくださっていてうれしかった」と感激。「(日本代表入りは)五輪で優勝するよりも難しいと思っている。東京五輪で優勝するために、1年半は死ぬ気で頑張りたい」と誓った。