海外のインスタグラマーから新たなメイクブームが飛び出しました。季節がら今度はバレンタインを意識したもの、キュートなハート型をあしらったメイクが話題です。
◆下品?上品?ハートのアイメイク
そもそも日本と違ってアメリカなど欧米諸国のバレンタインは、“女子から男子へ”ではなく、“男子から女子に”ギフトを渡すのが一般的。
女子は特にこれと言ってすることはなく、せいぜい彼や夫のために美味しいディナーを用意し、気合いの入った勝負下着を身につけておくくらいのものでした。
しかし、バレンタインは年明け一発目のビッグイベントでもあります。特にアメリカでは年々バレンタイン商戦のスタートが早まり、新年早々から店頭に恋人たちを意識したピンク色のグッズが並び始めるため、積極的にバレンタインに参加しようという女性が急増したのでしょう。インスタブームとあいまって、ハート型メイクのブームが一気に広がりました。
そんな中、『ポップシュガー Pop Sugar』が「下品にも上品にもなり得ると最初に注目したのがハートモチーフのアイメイク。
なるほど、目尻や目の下に小さなハートを可愛らしくあしらう人から、キラキラ光るホログラムと一緒にたくさんのハートをド派手に散らす人まで、実に様々なメイクがインスタグラムに上がっています。
数あるアイメイクで、「さり気なく取り入れたいなら」と『バッスル Bustle』がお勧めするのがまぶたにハートを描いたもの。
派手に見えますが、これならしっかりと目を閉じたとき(キスするときなど)にしかハート型メイクとは分からないから、お目当ての彼にだけピンポイントでアピールできていいかもしれません。
◆間違いから生まれたハート型チーク旋風
他に話題を集めているのが、ハート型のチーク。
実はこれ、「気の早いバレンタインメイク」として昨年末からすでに美容雑誌『アルーラ Allure』が取り上げていた要注目メイク。
アメリカに住むティーンのインスタグラマーが、日本人メイクアップアーティストのイガリシノブさんが提案した“目のすぐ下にチークを置きほてり感を出すイガリメイク”を試みたところ、色を入れる位置が下過ぎて失敗。その上にハートを描いて誤魔化し、インスタグラムにアップしたところ大反響を呼んだそう。
以来、ハート型チークは欧米のインスタグラマーたちの間にも広まり、様々なアレンジがされています。
今年のバレンタインは、チョコレートだけでなくメイクにも凝ってラブラブ気分をさらに盛り上げてはいかがでしょうか?
Source:「Pop Sugar」https://www.popsugar.com/beauty/Valentine-Day-Heart-Eye-Shadow-Inspiration-44491256
「Bustle」https://www.bustle.com/p/valentines-day-heart-shaped-makeup-is-taking-over-instagram-because-love-is-in-the-air-7863029
「Allure」https://www.allure.com/story/blush-in-the-shape-of-hearts
<TEXT/アメリカ在住・橘エコ>