ハクチョウ:“冬の使者”が飛来 秋田で純白の体を休息
毎日新聞
2 時間前
29.11.04.
雪の季節を前に“冬の使者”ハクチョウが秋田県内各地に飛来している。横手市内に点在する池沼も、オオハクチョウやコハクチョウの停泊地。純白の体を悠々と休めている。
ため池に飛来したオオハクチョウの一群=秋田県横手市で2017年11月3日午前7時28分、佐藤伸撮影© 毎日新聞 ため池に飛来したオオハクチョウの一群=秋田県横手市で2017年11月3日午前7時28分、佐藤伸撮影
日本白鳥の会によると、ハクチョウの繁殖地はオホーツク海沿岸やアジア大陸北部、シベリアなど。冬季になると豪雪や結氷で水草などを採食できなくなり、日本に渡ってくる。
豪雪地の横手は渡りの“最終地”ではなく、さらに南下するための“中継地”。池沼はいま、「コウーコウー」というハクチョウたちの鳴き声に満ちている。そのにぎわいは、あたり一面が銀世界に変わるまで続く。【佐藤伸】