マレーシア首相、同国民が北朝鮮で「事実上の人質」にと非難
AFPBB News
1時間前
29.03.07.
マレーシアの首都クアラルンプールにある北朝鮮大使館で、警察官らと話す大使館員(中央、2017年3月7日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News© AFPBB News 提供
【AFP=時事】北朝鮮が自国内のすべてのマレーシア人の出国を禁止すると発表したこと受け、マレーシアのナジブ・ラザク(Najib Razak)首相は7日、北朝鮮内のマレーシア人が事実上の人質となっているとの考えを明らかにした。両国は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム、Kim Jong-Nam)氏の殺害事件をめぐり、急速に外交関係が悪化している。
ラザク首相は声明で、「事実上われわれの国民を人質に取るというこの忌まわしい行為は、全ての国際法と外交規範を一切無視している」と非難した。
【翻訳編集】AFPBB News