リビアで不明の記者5人、遺体で発見 IS系組織関与か
朝日新聞デジタル
1時間前
リビア東部で27日、昨年夏から行方不明になっていた地元テレビ局の記者5人の遺体が、のどを切られた状態で見つかった。地元の軍司令官によると、過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓う武装組織が殺害に関与した可能性があるとロイター通信が伝えた。
5人は昨年8月、東部トブルクで暫定議会の開会を取材した後、西方にあるベンガジに向かっていて誘拐された。途中には、IS系組織が拠点としている街がある。遺体は森の中で見つかったという。
リビアは東部の一部を統治する世俗派の暫定政権と、西部を拠点にするイスラム系の政府がある。IS系装組織もあり、内戦状態になっている。(カイロ=翁長忠雄)