中国の減速止まらず 1・2月統計、リーマン後最低水準
日新聞デジタル
27.03.12.
9 時間前
中国の国家統計局が11日発表した今年1~2月の主要経済統計は、生産や投資、消費の伸び率が軒並み、市場予想を下回って鈍化した。いずれもリーマン・ショック後の最低水準で、年明け後も経済の減速が続いていることが浮き彫りになった。
中国の統計は旧正月連休の時期が年によって異なるため、1~2月を合計するのが一般的だ。
鉱工業生産は前年同期比6・8%増で、昨年12月から1・1ポイント鈍った。リーマン・ショックの影響で生産が落ち込んだ2009年1~2月以来、6年ぶりの低水準だった。消費の強さを示す小売り売上高も10・7%増で、9年ぶりの低い伸びとなった。