2014年6月2日 20:42 (ORICON STYLE)
たかみな、劇場公演再開に涙ぐむ「新しい一歩」
公演再開に涙ぐむ高橋みなみ(右)=2日・AKB48劇場 (C)AKS (ORICON STYLE)
AKB48が2日、東京・秋葉原のAKB48劇場の公演を8日ぶりに再開した。先月25日の握手会襲撃事件後初となる公演の冒頭、チームAの15人がステージ上に横一列に並んで登場。グループ総監督であり、チームAキャプテンの高橋みなみ(23)は「この場所から再スタートします」と再開宣言。観客の温かい声援に目をうるませた高橋は「皆さんの声が私たちの力です。きょうは新しい一歩。一緒に楽しみましょう」と声を震わせた。
2005年12月8日のこけら落とし公演以来、初の危機に直面した高橋は、メンバーを代表し「皆さんには大変ご心配をおかけしましたが、きょうから再開させていただきます」とあいさつ。「花道が使えなかったり、最前列に柵があったり、我慢していただくことがたくさんありますが、この場所から再スタートします」と原点の劇場から再出発する決意を示した。
当初はチームK公演が予定されていたが、被害に遭った川栄李奈(19)と入山杏奈(18)が所属し、歴史が最も古いチームAが先陣を切ってステージに立った。高橋は「なぜチームAからスタートなのかというと、川栄と入山がいるチームだからです。現状、人数が足りない状態ですが、2人が戻ってくるまで、きちんと劇場を守っていきたい」とメンバーの思いを代弁した。
15曲を歌い終わり、アンコール最後の「大声ダイヤモンド」歌唱前、高橋は「正直すごく不思議な緊張感と不安がありました。でも、ここに立って、やっぱり公演は楽しいです。すごく大切な場所でした!」と率直な胸中を吐露。“ホーム”に帰って来たメンバーは全力でパフォーマンスし、満面の笑みを浮かべた。
同公演には高橋のほか、市川愛美・岩田華怜・小嶋菜月・小嶋陽菜・田北香代子・達家真姫宝・中西智代梨・中村麻里子・西山怜那・藤田奈那・前田亜美・松井咲子・武藤十夢・森川彩香の15人が出演。劇場公演は通常16人が出演するが、川栄・入山の休演もあり、人数がそろわなかった。
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