「囲碁上級者が使用する碁石のサイズ」が、当ブログ検索ランキングの5位になってました。
あくまで、当ブログ。の。ですが。
形へのこだわり
•蛤特有の縞目を美しく引き出すために、面腹共に均等で自然な丸みに仕上げます。
•碁石特有のゆれを生み出すために、凹凸の無い滑らかで安定感のある形に仕上げます。
•違和感無く手になじみやすい様に、号数(厚み)に合わせた丸味に仕上げています。
•破損する確率を最小限に抑えるために、耳の厚みは約1mm程度に仕上げます。
碁石の厚みは、碁盤の厚さに見合った厚みのものを使うのがよさそうです。
碁盤は、本榧、厚さは最低でも2寸(6センチ)。10年以上使った乾燥盤くらいのものが石を打った時の音の響きがよいように思います。
現在、以下のものを使っています。
盤2寸、碁石38号(白石の厚み10.7ミリ、黒石の厚み11.0ミリ)
石は白石の方が大きく見えるので、黒石の大きさが白石よりも直径、厚さとも0.3ミリほど大きめに仕上げられているとのことです。
碁石の厚さは以下のように分類することができます。
●30号~35号
一般的な厚さの碁石になります。
30号~31号は一般的な厚さの中では薄いクラスのものになり持ちやすい厚みです。お子様や初心者の方にお奨めです。
32号~33号は打ち味、打ち易さを兼ねた標準的な厚みの碁石になります。標準的な厚みで売れ筋です。
34号~35号は標準的な中では厚いクラスのものになり打ち味、見た目の貫禄があります。
●36号~40号
厚手の碁石になります。打ち味、見た目の貫禄、美しさ等申し分有りません。
本因坊戦など、プロは35号、36号くらいの厚みの碁石を使っているとのことです。
好みと予算に見合ったものを選ぶ。ということかも知れません。
趣味の世界ですから。
ちなみに私は、上級者というほどの腕前でもありません。