2014年5月4日 20:30 (サンケイスポーツ)
佐々木監督、なでしこ初招集の猶本のサイドバック転向を示唆
前半、攻める浦和・猶本。右は岡山湯郷・宮間あや=駒場スタジアム(撮影・高橋朋彦) (サンケイスポーツ)
日本女子代表「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督(55)は、4日の日本女子サッカー「なでしこリーグ」の浦和-岡山湯郷戦(さいたま市、浦和駒場スタジアム)を視察。試合後は、2日に代表初招集を発表した浦和のボランチ、MF猶本(なおもと)光(20)を、代表ではサイドバックにコンバートする可能性も口にした。
浦和は1-3で逆転負けしたが、佐々木監督は猶本のプレーを「よくやっていた」と評価。その上で、5日から大阪府内で行われる代表合宿では、「中盤の真ん中(ボランチ)の選手に、サイドバックもやらせたい」と明言した。候補は「猶本さんだけというわけではない」とにごしたが、「サイドで起点になってくれる選手がほしい」と、かねてから重要強化ポイントと考えてきただけに、左右の次世代サイドバック発掘は急務。早ければ8日のニュージーランド戦(大阪)でもテストしたい意向だ。
ボランチの位置にはこだわりも持ってきた猶本だが、「(コンバートも)想定していました。言われれば積極的に取り組みたい」と話した。
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