クリミア、ロシアへ編入方針決定 議会が決議
【シンフェロポリ共同】ウクライナ南部クリミア自治共和国のテミルガリエフ第1副首相は6日、自治共和国最高会議(議会)が同日、ロシアに編入を求める方針を決議したと発表した。16日に住民投票を行い、編入方針の追認を受けるという。
ウクライナのヤヌコビッチ政権が崩壊した後、ロシア系住民が多いクリミアはロシアが軍事力を背景に実効支配。ロシアも編入を想定した動きを見せており、ウクライナ新政権や欧米のさらなる反発は必至だ。
タス通信によると、ロシア下院幹部は、他国の領土の一部を編入する手続きを簡素化する法案を来週採択する見通しを明らかにした。
2014/03/06 21:33 【共同通信】