【食材偽装表示】
「担当者の説明聞いても無理がある」…一部は「偽装」の見方、でも「そば」「デザート」の2種類だけ
2013.10.27 23:50 [westセレクト]
阪急阪神ホテルズの大阪新阪急ホテル=22日午後、大阪市北区
阪急阪神ホテルズ(大阪市)がメニューと異なる食材を使っていた問題で、これまで問題があった全メニューを「誤表示」としてきた見解について、一部については「偽装」との見方が社内で強まっていることが27日、会社関係者への取材で分かった。
故意の偽装との見方が強まっているのは、実際は中国産のそばを使っていた「天ざるそば(信州)」と、「手作り」をうたっているのに既製品のチョコレートソースを使っていたデザートの2種類。会社幹部は「担当者の説明を聞いても無理がある。偽装と言われても仕方がない」と話した。
同社は24日の会見でこれらを含めた6種類について再調査の意向を示しており、今週中に再度記者会見を開き、正式に見解を表明する見通しだ。
このニュースの写真会見で頭を下げて謝罪する井上豊営業企画部長(左)と奥村隆明総務人事部長=22日午後、
大阪市北区大阪新阪急ホテルのレストラン前に掲げられた「お詫び」のパネル=23日、
大阪市北区
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