被害者保護で被告を匿名に 娘を強姦 宇都宮地裁
2013.9.19 11:24 [性犯罪]
実の娘に対する強姦の罪に問われた男の初公判が19日、宇都宮地裁であり、松本圭史裁判長は、被害者の特定を防ぐため、被告の氏名や住所を伏せて審理を始めた。
公判で被告を匿名とするのは、宇都宮地裁で今年2件目。男が被告本人かどうかを確認する人定質問は、氏名や生年月日を記載したカードを机に置いて行われた。
法廷で検察官が読み上げた起訴状によると、男は6月26日、栃木県那須塩原市の自宅で当時12歳の長女を乱暴したとしている。男は「間違いない」と認めた。
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