プロ棋士が電王戦2敗目 将棋、コンピューターに
第2回電王戦第3局で将棋ソフト「ツツカナ」に敗れた船江恒平五段(右)。左はソフト開発者の一丸貴則さん=6日夜、東京都渋谷区の将棋会館
将棋のプロ棋士とコンピューターソフトによる5対5の団体戦、第2回電王戦の第3局は6日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、船江恒平五段(25)が184手で将棋ソフトの「ツツカナ」に敗れた。対戦成績はプロ棋士の1勝2敗となった。
第1局は阿部光瑠四段が快勝したが、第2局では佐藤慎一・四段が敗戦。現役棋士が公の場で初めてコンピューターに敗れていた。残りは2局で、プロ棋士が勝利するには2連勝が必要となる。
対局は、平手(ハンディなし)の持ち時間各4時間で行われた。先手番の船江五段が一時はリードを奪ったが、終盤、将棋ソフトの鋭い攻めが決まって逆転で敗れた。
2013/04/06 21:08 【共同通信】