在宅テレワーカー、早くも倍増 スマホ普及など後押し
本来の職場に通勤せずに、インターネットなどを活用して自宅で働く「在宅型テレワーカー」が、2012年は前年の約1・9倍に当たる930万人に上ったことが3日、国土交通省の推計で分かった。職場以外で週8時間以上働いた人のうち、自宅でも仕事をこなした人が対象。
政府は時間の有効活用や子育て対策として、15年までに700万人に増やす目標を掲げていたが、3年早く達成された。国交省は「スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット端末などの急速な普及の影響ではないか」と分析している。
在宅テレワーカーが、働く人に占める割合は14・2%。
2013/04/03 17:07 【共同通信】