中国、地下水44%が汚染 華北平原で調査
2013.2.27 14:36 [公害・汚染]
化学プラントから流出した9トンの薬品を吸着するため川に積まれた活性炭の袋=1月6日、中国山西省(AP)
27日付の中国紙、新京報によると、中国地質科学院の研究所は北京、天津両市と華北、山東、河南、安徽、江蘇の5省に広がる華北平原で行った地下水調査の結果、水質検査をした地点の約44%が汚染されていたと発表した。
調査は2006年から5年間かけて実施された。処理を施さずに飲用水として使える地下水源は少数だった。(共同)
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