2013年1月23日 09:52 (中央日報日本語版)
中国、米国を押さえ世界最大の貿易国に
中国が昨年米国を抜き世界最大の貿易国になった。1978年に改革開放を実施してから34年ぶりだ。鉄鋼と自動車生産でも中国は世界最高の座を守った。
国際通貨基金(IMF)と世界貿易機関(WTO)が21日に発表した昨年の中国の貿易額は3兆8900億ドルで、米国の3兆8700億ドルより200億ドル多かった。開放4年目に入った81年の中国の貿易規模は米国の8%にすぎなかった。
中国経済は世界の11%を占めた。昨年中国の国内総生産(GDP)は8兆3000億ドルで米国の15兆6000億ドルの半分を超えた。1人当たりGDPは6200ドルだった。
英エコノミスト誌は中国経済の規模が2000年代に入り毎年9000億~1兆4000億ドルずつ大きくなっており、このような傾向ならば早ければ2018年、遅くとも2020年には米国を追い越すと予想した。
これに先立ち中国国家統計局は18日、昨年の中国の経済成長率は7.8%と発表した。過去20年余りで中国の経済成長率が8%以下に下がったのは99年の7.6%を記録してから初めて。
中国政府は年間600万人以上排出される大卒者に雇用を提供し都市に集まる農村人口を吸収して社会安定を成し遂げるためには最低8%の経済成長が必要だと判断し、毎年8%以上成長する「保八政策」を固守してきた。
国家統計局は昨年は欧州の債務危機、米国の経済不振など対外環境悪化で成長率が低くなったが中国経済は全般的に安定した流れを見せていると評価した。
昨年の中国の鉄鋼生産量は7.2億トン、自動車生産は1927万台だった。鉄鋼生産は96年以後、自動車生産は2009年以後世界1位を守っている。
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