自転車でひき逃げの61歳、150日間の免停処分
2012.11.21 09:55 [westピックアップ]
自転車でひき逃げしたとして、奈良県警は20日、奈良市の無職の男性(61)を自動車などの150日間の運転免許停止処分にした。
県警によると、自転車による免停処分は県内初で、「車でも同様のことをする危険性がある」としている。男性は5月、同市内で、自転車でバイクと衝突し、男性会社員(37)に鎖骨骨折の重傷を負わせ逃走したとして、道交法違反(ひき逃げ)などの疑いで書類送検されていた。
自転車事故で150日間の免停処分に バイクと接触 奈良県警
2012.11.20 23:21
自転車に乗ってバイクと接触事故を起こし、相手にけがを負わせたのに逃げたとして、奈良県警は20日、奈良市の無職の男性(61)を150日間の自動車などの運転免許停止処分にした。
県警によると、自転車の運転で免許停止になるのは異例。県警は「自動車に乗っても同様のことをする可能性があるため」と処分理由を説明している。
男性は5月、奈良市の市道で、自転車で道路を横断中に後続のバイクに接触、ともに転倒した。バイクの男性会社員(37)が左鎖骨骨折で2カ月の重傷を負い、「救急車を呼んでほしい」と求めたが、救護せずに立ち去った。男性は道交法違反(ひき逃げ)などの疑いで10月に書類送検された。同法は自動車などの運転で交通の危険をもたらすおそれがある場合に免許の取り消しや停止にできると定めている。
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