沖縄本島南で中国海軍3隻確認 ミサイル駆逐艦など3隻
2012.10.23 12:34
海上自衛隊が初めて確認したタイプの中国海軍のミサイル駆逐艦=22日午後、沖縄本島の南沖(防衛省統合幕僚監部提供)
防衛省は23日午前、沖縄本島の南約470キロの公海上で22日午後5時ごろ、中国海軍のミサイル駆逐艦など艦艇計3隻が沖縄方面に向け北へ時速約25キロで航行しているのを、海上自衛隊のP3C哨戒機が発見したと発表した。
発見されたのは「ルーヤンI級」および「ルーヤンII級」のミサイル駆逐艦と「ジャンカイII級」フリゲート艦の計3隻。このうちルーヤンII級艦は2005年7月就役と比較的新型で、海自が航行を確認したのは初めて。
中国海軍の艦艇をめぐっては、16日にも計7隻が沖縄県の与那国島と西表島の間の日本の接続水域を通過し、尖閣諸島の南西を航行したのが確認されている。
関連ニュース
【尖閣国有化】中国海軍、接続水域を航行 駆逐艦など7隻 与那国島の南南東
中国海軍が東シナ海で合同演習 尖閣海域の衝突想定か
中国海軍 東シナ海で合同演習開始 尖閣周辺の活動念頭、領有権主張狙い?
中国海軍が尖閣念頭に合同演習
中国艦艇7隻が通過 沖縄本島-宮古島間 防衛省確認