日本の登録湿地に認定証 ラムサール条約事務局
2012.7.7 17:50
ラムサール条約への登録が決まった渡良瀬遊水地(加須市提供)
国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約の事務局は7日、ルーマニアの首都ブカレストで開会中の第11回締約国会議の会場で、日本国内から新たに登録された湿地を抱える自治体や市民団体の関係者に登録認定証を授与する。
日本からは3日、茨城、栃木、群馬、埼玉の4県にまたがる渡良瀬遊水地など9カ所が新たに登録され、国内の登録湿地は計46カ所になった。同条約の締約国は162カ国で、世界の約2千カ所が保全すべき湿地として登録されている。
授与式には、市民団体「渡良瀬遊水地をラムサール条約登録地にする会」(事務局・栃木県小山市)のメンバーや富山県立山町の舟橋貴之町長、福井県敦賀市の河瀬一治市長、愛知県豊田市の太田稔彦市長、兵庫県豊岡市の中貝宗治市長、沖縄県宮古島市の下地敏彦市長らが出席する。