「モナ・リザ」の展示照明に東芝製LED採用 ルーブル美術館
2012.5.24 12:32
展示照明に東芝製LEDが採用された「モナ・リザ」
東芝は24日、仏ルーヴル美術館に所蔵されるレオナルド・ダ・ヴィンチ作の絵画「モナ・リザ」などの展示照明に、同社製のLED(発光ダイオード)が採用が決まったと発表した。来年5月末までにモナ・リザ専用の照明と、著名絵画が展示される「赤の間」にLEDを取り付ける。
ルーヴル美術館内への納入をてこに同社LEDのブランド力強化につなげたい考えだ。
ルーブル美術館ではこのほか、2014年前半をめどに、ダヴィッド作の「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの載冠」とメインエントランスの「ナポレオン・ホール」にも同社製のLED照明を取り付ける。
東芝は、現在、改修が進められているルーヴル美術館と照明に関するパートナー契約を締結。すでに、ピラミッドとピラミディオンのほか、ナポレオン広場全体など外観部分の照明に同社製LEDを設置した。
関連ニュース
東芝、経営目標を下方修正 原発事業の遅れなど響く
東芝、テレビ国内生産から撤退 海外生産にシフト
東芝、スマートシティー事業強化 要員7000人規模を川崎に集約
東芝、インドで火力発電向けタービンを受注 総額250億円規模
東芝、前期決算は最終益ほぼ半減 タイ洪水や円高響く