“街コン”に応募殺到! 出会い演出で街を元気に
産経新聞 5月8日(火)21時0分配信
京阪・浜大津駅周辺の大津市中心街で26日、街コンイベントが開かれる。滋賀県内では一昨年に守山市で開かれたことがあるが、大津市内では初めて。若い男女の出会いの場を設けるとともに、深刻化している中心市街地活性化もねらったユニークな企画。すでに定員300人に近い約250人が応募し、開催前から注目を集めている。
街コンは、街ぐるみで行われる大型の合コンイベントで、近年各地で開かれている。
今回大津市で開かれる街コンは「びわコンin大津」。同市島の関のバー「キッパーズ ケルシュ」を経営する小林玄良さん(50)ら有志が実行委を立ち上げ、商業ビル「浜大津アーカス」(同市浜町)内を中心にした飲食店8店舗を会場に開く。最初の2時間は8店のうち2店で男女で語らってもらい、移動時間を除く残り1時間で散策やショッピングを楽しんでもらう。
これまで大津市で街コンは開かれていなかったが、「街コンが注目されているうちに早めに実行したい」として企画した。
浜大津や菱屋町などの商店街でつくる「大津市商店街連盟」も協力し、街コン参加者が商店街で買い物する際に使える割引クーポンを配布するなど、イベントをきっかけにした活性化策を検討。実行委では、年内に再度開催することを目指しており、小林さんは「定期的に開催したい」としている。
午後2時半から午後6時。20歳以上の独身男女が対象で、男性2人、女性2人でインターネットで申し込む。19日まで。参加費は男性一人6300円、女性一人4200円。問い合わせは事務局((電)0120・015・909)。
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最終更新:5月8日(火)21時0分