別の戸籍も不正取得容疑 司法書士ら再逮捕 愛知県警
2011.12.2 13:19
指定暴力団山口組弘道会などの捜査を担当する愛知県警幹部の戸籍や住民票が不正取得された事件で、県警は2日、同県の女性の戸籍も不正取得していたとして、有印私文書偽造・同行使などの疑いで、司法書士事務所経営、奈須賢二容疑者(51)=東京都中野区=やこの事務所に所属する司法書士、佐藤隆容疑者(51)=東京都練馬区=ら5人を再逮捕した。
逮捕容疑は昨年、愛知県内の女性の戸籍を不正に取得したとしている。
県警によると、奈須容疑者らは、偽造した東京司法書士会発行の請求書を約2万通持っており、平成20年11月以降、うち約半分を使って戸籍や住民票を不正請求していた。佐藤容疑者は行政書士の資格も持ち、行政書士名義でも戸籍の請求をしていたことが判明。県警は不正請求だったとみて調べる。
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2011.11.12 07:50
愛知県警は11日、指定暴力団山口組弘道会などの捜査を担当する県警幹部の戸籍や住民票を不正に取得したとして、偽造有印私文書行使や戸籍法違反などの疑いで、司法書士事務所経営、奈須賢二容疑者(51)=東京都中野区=や、探偵会社代表、粟野貞和容疑者(62)=横浜市青葉区=ら5人を逮捕した。戸籍の不正取得容疑での逮捕は全国初という。
県警によると、奈須容疑者の事務所や粟野容疑者の会社は、暴力団関連企業と資金的なつながりがあった。粟野容疑者が不正取得を依頼したとみられ、県警は経緯や動機を詳しく調べる。