せんとくんが奈良駅で出迎え 集客キャンペーン始まる
平城遷都1300年祭が今月末から本格化するのに合わせて1日、JRグループによる「奈良デスティネーションキャンペーン」がスタート。新大阪駅を出発した臨時特急「まほろば」号が団体客ら約400人を乗せ、約1時間で奈良駅に到着した。
奈良駅では、奈良県の荒井正吾知事や遷都祭の公式キャラクター「せんとくん」らが出迎えた。荒井知事は「24日には世界遺産の特別史跡、平城宮跡で復元された大極殿が公開される。国宝や正倉院御物に触れて感動してもらうためにも、奈良を訪れて」とあいさつ。乗客に抽選で奈良名産の和菓子やせんとくんグッズをプレゼントした。
6月末までのキャンペーン期間中は、土日祝日にまほろば号が同じ区間を1往復するほか、「万葉まほろば線」の愛称が付いた桜井線沿線で、スタンプラリーや県立万葉文化館の研究員がガイド役を務めるハイキングなどが開催される。
2010/04/01 12:36 【共同通信】