トヨタ、期間従業員の雇用延長 エコカー好調で
トヨタ自動車は5日、昨年10月に採用した期間従業員の雇用契約を3カ月間延長することを明らかにした。ハイブリッド車など環境対応車の販売好調が続き、人手が不足しているため。
対象は4月中に期間満了を迎える約千人のうち希望者。延長は通常、最長6カ月まで認められるが、リコール(無料の回収・修理)問題の影響なども含め市場の先行きが不透明なため、3カ月にとどめた。
5月以降に契約が切れる期間従業員については、今後の状況などを踏まえて判断するという。
トヨタは世界的な自動車不況を受けて、一昨年6月末に期間従業員の採用を打ち切った。その後、各国の新車購入支援策などにより、エコカーの受注が増えたことから、昨年10月に採用を再開。11月にかけて計約1600人を雇った。
2010/03/05 17:28 【共同通信】