狙った店が…強盗捕まり“身代金”要求される?
2010.2.15 08:17
このニュースのトピックス:強盗事件
名古屋市中区のインターネットカフェに1月、包丁を持って強盗に押し入った20代の男が店の従業員に捕まり、電話で北海道の兄に助けを求めて愛知県警に保護された後、強盗容疑で逮捕されていたことが県警への取材で14日分かった。男は「店は違法なネットカジノで被害届を出さないと思って狙った」と供述。県警は店の実態のほか、従業員の行為が逮捕監禁容疑などに当たるか調べている。
捜査関係者によると、男は1月25日朝、店から現金80万円を奪って逃げようとして従業員に捕まった。連絡を受けた兄が「弟が監禁され金を要求された」と110番、捜査員が駆け付けると、男は全身をテープで縛られた状態で見つかった。ネットカフェから最寄りの交番まで約100メートル。従業員らは「捕まえただけ」としているが、警察に届けず数時間にわたり男を拘束しており、金銭を要求するため電話させた疑いがある。
男には数人の共犯者がいたといい、県警は行方を追っている。
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