10年の世界石油需要、07年以来の高水準となる見通し=IEA
2010年 01月 16日 03:18 JST
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[ロンドン 15日 ロイター] 国際エネルギー機関(IEA)は15日、2010年の世界の石油需要が07年以来の高水準に達するとの見通しを発表した。アジア新興市場国の急成長が主導し、消費を押し上げると予想した。
IEAは、10年の世界の需要が日量140万バレル増加すると予想。従来予想を同2万バレル引き下げた。
世界の石油需要見通しは日量8630万バレル。依然として07年の同8650万バレルを下回るものの、従来予想を同1万バレル上回った。
IEAの石油産業・市場部門を統括するデビッド・ファイフ氏は「中国や他のアジア諸国の石油需要は前月から日量7万バレル引き上げられ、経済協力開発機構(OECD)の修正分である日量6万バレルを上回っている。景気回復次第だが、11年までにさらに日量100万バレルの増加が見込まれている」と述べた。
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