父も呼吸器をつけるかどうかと,医師に聞かれたことがある。
ガンだったので,延命措置だが。
呼吸器をむつけると,意識をとりもどすので本人への苦痛も
増えるという。
一度,呼吸器をつけたらはずせない。とも
根本的に病気が治るわけでもない。
呼吸の中の,二酸化炭素のため昏睡状態にある。
夢の中?。
結局,呼吸器をつけることは断念した。
生きていればよいこともあるが,そればかりが
本人によいこととも言えない・・。
呼吸器外しで医師不起訴、富山 7患者死亡の射水市民病院
富山県の射水市民病院で人工呼吸器を外された末期患者7人が死亡し、殺人容疑で書類送検された元外科部長の伊藤雅之医師(54)について、富山地検は21日、呼吸器取り外しを殺人の実行行為と認定するのは困難などとして、嫌疑不十分で不起訴処分にした。
地検は「呼吸器を装着した状況を考慮すると、取り外しはあくまで延命措置の中止にすぎない」とした上で「取り外しが患者の死亡に結び付いたとは必ずしも言えず、殺意も認められなかった」と説明した。
問題発覚を契機に、厚生労働省は延命治療を中止する指針を作ったが、最終的な判断は医療現場に任されている。今回の決定で、法制化を含め終末期医療の議論が今後深まりそうだ。
亡くなったのは50~90代の男女7人。このうち1人の呼吸器を外したとして、同容疑で別の医師(49)も書類送検されたが、地検はこの医師も嫌疑不十分とした。
伊藤医師は21日夕、記者会見し「取り外しは志ある行為。患者のために一番良いなら、また同じ選択をする」と話した。
2009/12/21 19:13 【共同通信】