採用経緯の調査結果次第では
公人となると,誤解を招くことだけは避けた方が
よいのかも知れない。
橋下知事も「採用取り消しの可能性」言及 民間人校長に友人起用
2009.12.18 13:41
このニュースのトピックス:学校教育
橋下徹大阪府知事 大阪府の橋下徹知事の友人で、府立高の民間人校長への起用が決まった弁護士の中原徹氏(39)の採用をめぐる問題で、橋下知事は18日、「採用取り消しの可能性もないとはいえない」と述べ、採用経緯の調査結果次第では、いったん決まった採用を取り消す可能性について言及した。
この日、報道陣から中原氏の問題への対応を問われた橋下知事は「採用は教育委員会の専権事項で、僕は口を出すことができない。ただ、調査の最中なので、今の段階で、採用取り消しの可能性がないとはいえない。可能性があるのは当然」と述べた。知事の特別秘書が選考前に府教委に問い合わせをするなど、口利きともとれる行為をしていたことが発覚した16日には「採用取り消しとなるまでの瑕疵(かし)があるとは思わない」と話していた。
この問題をめぐり、府教委の中西正人教育長は「予定通り採用する」としているが、現在、事実関係を調査中。21日にも開かれる臨時教育委員会で協議される。生野照子教育委員長は「調査を聞き、選考が公正だったかを考えたい。採用を正式なものにするか否かも含め、今後の対応を考える」としている。