中国の雲南省、当局が「ゲイバー」をオープン
2009年 12月 2日 15:35 JST
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[北京 30日 ロイター] 中国・雲南省の大理で、地元衛生当局が資金を出した「ゲイバー」がオープンした。中国では、HIV新規感染の約3分の1が同性間の性交渉による感染と言われており、大理は中国国内でエイズ感染率が最も高い地域の一つ。同ゲイバーはエイズ対策の一環だという。
週末にかけてこのゲイバーに関する記事を掲載した新京報は、30日付の社説で読者から寄せられた意見を紹介。「読者の中には税金の無駄遣いや、間接的な同性愛支持と考える人もいる。彼らは、同性愛コミュニティーに働き掛ける別の方法があるなら、バーを開く必要はないと考えている」と報じた。
ゲイバーを立ち上げたZhang Jianbo氏は、同性愛男性が公に集まれる場所になることを目指している。新聞のインタビューで同氏は、交友の場だけでなく、性教育や無料のコンドームも提供すると語っている。
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