50センチのすき間で男性命拾い 転倒直後、バスが上通過
20日午後0時半ごろ、東京都葛飾区奥戸2丁目の京成バス奥戸営業所前の歩道で、自転車の男性(63)が転倒し、直後に営業所から道に出ようとしたバスが男性の上を通過する途中で止まった。警視庁葛飾署によると、男性はタイヤの下敷きにはならず、自転車ごと車体の下の約50センチのすき間に入り込み、軽いけがですんだ。
同署によると、男性は、歩道と車道の段差に引っ掛かり転倒。運転手は男性に気付かないまま発進し、「ガリガリ」と接触音が聞こえたため停車した。
すき間は、はい出ることができないほどの狭さだった。男性は約30分後に救出され、自転車はハンドルがつぶれていた。
2009/11/20 17:13 【共同通信】