市橋容疑者が大阪の病院で整形? リンゼイさん死体遺棄容疑、逃亡
2009.11.4 09:54
このニュースのトピックス:殺人事件
指名手配された市橋達也容疑者
千葉県市川市のマンションで平成19年3月、英国人の英会話講師、リンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=が他殺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で全国に指名手配されている市橋達也容疑者(30)とみられる男が先月末、大阪府内の病院を訪れていたとの情報があることが4日、捜査関係者の話で分かった。
捜査関係者によると、情報は、市橋容疑者とみられる男が先月下旬、この病院で整形手術を受けたというもので、その後、男は病院に姿を見せていないという。病院から得られた情報から、千葉県警はこの男が市橋容疑者である可能性もあるとみて捜査している。
県警の調べによると、市橋容疑者は19年3月下旬、市川市福栄の自宅マンションのベランダの浴槽にリンゼイさんの遺体を遺棄した疑いが持たれている。遺体は全裸の状態でひざを折り曲げ、全身が園芸用の砂に埋まってていた。顔や体中に殴られたあとがあったという。
市橋容疑者は遺体を遺棄した直後、リンゼイさんの立ち回り先の1つとして捜査員が訪ねた自宅マンションから裸足で逃走。
その後行方不明となっていた。同年6月、警察庁は市橋容疑者に関する情報に対し100万円の公的懸賞金を出すことを決定。今年6月、懸賞金は、最高額の1000万円に引き上げられていた。
千葉県警は、行徳署に捜査本部を設置し、約150人の体制を維持。都内の繁華街や簡易宿泊所の多い地域を中心に捜査している。
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