竹中氏が日本郵政社長人事を批判 「政治主導で『渡り』」
2009.10.22 18:09
日本郵政の次期社長人事を批判した竹中平蔵元総務相=22日午後、東京都港区 小泉政権で郵政民営化の旗振り役を務めた竹中平蔵元総務相は22日、日本郵政の次期社長に元大蔵事務次官の斎藤次郎氏が
就任することに関して「(鳩山内閣は)天下り根絶と言いながら、実際は(官僚OBが再就職を繰り返す)『渡り』を政治主導でやったということだ」と批判した。都内で共同通信の取材に答えた。
亀井静香郵政改革担当相の社長選任手続きについても「指名委員会があるのに何の相談もなく、社長人事を内定したのは非常に強権的でルールに沿っていない」として不適切との認識を示した。
竹中氏は20日に閣議決定された郵政民営化見直しの基本方針に触れ、「実質的に日本郵政の再国有化だ」と指摘。斎藤氏の起用は「人事面でもそれを裏付けたものだ」と強調した。
竹中氏、政治主導「渡り」と批判 郵政人事に関して
小泉政権で郵政民営化の旗振り役を務めた竹中平蔵元総務相は22日、日本郵政の次期社長に元大蔵事務次官の斎藤次郎氏が就任することに関して「(鳩山内閣は)天下り根絶と言いながら、実際は(官僚OBが再就職を繰り返す)『渡り』を政治主導でやったということだ」と批判した。都内で共同通信の取材に答えた。
亀井静香郵政改革担当相の社長選任手続きについても「指名委員会があるのに何の相談もなく、社長人事を内定したのは非常に強権的でルールに沿っていない」として不適切との認識を示した。
竹中氏は20日に閣議決定された郵政民営化見直しの基本方針に触れ、「実質的に日本郵政の再国有化だ」と指摘。斎藤氏の起用は「人事面でもそれを裏付けたものだ」と強調した。
2009/10/22 18:09 【共同通信】