生活保護170万人突破 前年より15万人増加
2009.10.8 21:58
このニュースのトピックス:格差社会
全国で生活保護を受給している人が、7月時点で171万9971人に上っていたことが8日、厚生労働省の集計で分かった。今年6月からは1カ月で2万1102人も増えており、昨年7月に比べて14万8267人増と大幅に増加した。
厚労省は「7月は完全失業率が過去最悪となるなど、雇用情勢の悪化が主な要因」とみている。
受給者が170万人を超えるのは、月平均で174万4639人だった昭和38年度以来の高水準。
受給世帯数は、124万4660世帯に上り、今年6月より14653世帯増加。昨年5月以降、毎月過去最多を更新している。