※2009.08.03.雇用契約の違反?。参照。
先日,ロイターの記事で
アメリカの銀行員が強盗犯人を捕まえ
雇用契約の業務外行為で解雇になった記事があったが。
1つの記事で万事を判断できないが。
銀行員を解雇にしたのは,間違いではなかったのだろうか?。と
疑問に思う。
【外信コラム】赤の広場で 地下鉄考現学
2009.8.13 02:38
モスクワの地下鉄の各駅には日本のように自動改札機が設置されているが、無賃乗車の若者をよく見かける。切符や定期を探知機にかざすことなく、閉じたままのゲートを乗り越えて足早に地下へのエスカレーターに乗ってしまうのだ。
監視している女性職員が笛を吹いて“警告”することもある。だが、多くの場合、見て見ぬふりを決め込む。周囲の乗客もみな目撃しているのに、注意しているところを見たことがない。
ここに、「不公平」と「無責任」が蔓延(まんえん)するロシアの根本的な問題が凝縮されていると思う。事なかれ主義の大人たちは、「自分さえよければいい」という若者を注意することもできない。注意するのはスーパーで会計を待つ列に割り込まれたときぐらいで、これは単に自分の番が遅れるからだ。
先日、私が住むアパートの隣室で深夜に修繕工事が始まり、ドリルの音で眠れなくなる騒ぎがあった。アパートには、人の出入りを監視する女性が1階で寝泊まりしているが、彼女に話しても「私は知らない」「業務外だ」と一歩も動かない。地下鉄の女性職員同様、こんな人々は働いているとはいえないし、こうした思いをしたことも一度や二度ではない。
事なかれ主義や若者に注意できない大人が増えているのは日本も同じだろう。それは決して、ささいな問題などではなく、社会をむしばむ深刻な病巣ではないだろうか。(佐藤貴生)