海水,木材にまぎれ,観賞用の放流で。
在来種が危機的状況になっている。
エスカルゴが大量発生 大阪の団地、2千匹駆除
2009.7.10 17:03
大阪府門真市の団地で見つかったヒメリンゴマイマイ=10日 「エスカルゴ」の名でフランス料理などに使われる欧州原産のカタツムリが、大阪府門真市の団地で大量発生していることが10日、滋賀県立琵琶湖博物館などの調査で分かった。広がれば畑の農作物などを食い荒らす恐れもある。
確認されたのは、ヒメリンゴマイマイ(直径約3センチ)で、団地住民の日本自然保護協会・自然観察指導員、神田哲久さんが昨年10月に植え込みの花の上で発見。これまで約2千匹が駆除された。
鑑定した同博物館の中井克樹主任学芸員によると、食用に持ち込まれたものが逃げたのか、植木に混入したのかなどは不明。「乾燥に強く冬も活動できるため、生息域が広がる恐れがある」という。
一般の人には在来種との見分けが難しいため、日本自然保護協会などが12日に住民らを対象に観察会を開いて駆除に乗り出す。