青豆の回想から始まる。
睾丸蹴りについて。世界の終り。
回想は過去にさかのぼり
体育大学を出たこと。会社勤め。スポーツウーマン。
転職し,スポーツクラブへ。
青豆は,毛沢東も言ってます。というが,突然,毛沢東がでて
聞いた方もビックリしただろうな。と思う。
そこで回想から覚める。
そこは六本木のあるシングルズ・バー。
物色するがろくな男が現れない。
また回想に戻る。
スポーツクラブで柳屋敷の老婦人と知り合ったこと。
青豆
生き方そのものの問題。真剣に,身を守る姿勢が大切。
攻撃を受けることにただ甘んじてばかりいてはダメ。
慢性的な無力感は人をむしばみ損なう。
と,老婦人に力説する。
そこから老婦人との関係が始まり,柳屋敷にコーチとして
週に2日か3日出入りするようになる。
青豆
筋肉マッサージが得意→研究した。→鍼。
睾丸蹴り。
通用する相手かどうか気配でわかること。
青豆
傷は受けていません。しばらくの間激しい痛みを感じただけです。
男を攻撃したこと,意図的に傷を負わせたことはあるかの老婦人の質問に
あります。
そのことについて,簡単に話せることではない。という。
老婦人。
あなたは,何かを内側に抱え込んでいます。
決意をした強い眼。わたしにもそういうものはあります。
いつかそれを外に出した方がよい。
青豆が後になって,その話を打ち明けた時,彼女の人生のドアを
開くことになった。
と。軽く流した。あまり重要なことではない?。のか
あるいは,あとで触れるのか?。
2年間の時差の秘密は?。
そこで,再び現実に舞い戻る。
2人でチームを組まない。あゆみという現警察官の彼女と話がはずむ。
青豆
昔から銃器全般に興味がある。
あゆみ
男女差別。勤労意欲が失せること。
出世することしか,周りは考えないこと。ほか。
話しが盛り上がったせいなのか?。青豆は,言う。
あなたは婦人警官で,私は人を殺している。
エッ。と思う。突然に。
人を殺しかけた。と言えるかも知れないが,人を殺した。と。
なかなか初対面で言えるものではない・・・。