以下,訂正しました。aとb
72歳のbさんが,時々,65歳のaさんの仕事場へ
顔を出していた。
顔を出すと言っても,仕事ではなく囲碁を打ちに寄る。
時間帯として,夕方の3時頃からだったが,
bさんの友達cさんと知り合いになってから。
たまに,午前中はcさんと連れだって,bさんの仕事場(事務所)で。
休みの日には,bさんの自宅で。
囲碁を打つ。
連休の日には,四国のお遍路巡りにも2人で出かけていたのだが
その2人が急に不仲になった。
aさんの性格。とbさんの性格とは対照的で。
aさんは,よくしゃべり大きな声でズケズケとものを言う。(囲碁は論理的 4段)
bさんは,控えめで相手に合わせる。直感型の人でもある。(囲碁は直感的 2段)
そんな2人が,ある日囲碁を打った。
そのあと,aさんの講釈がはじまった。
そんな囲碁を打つから,いつまでたっても強くならないのだ。
売り言葉に買い言葉で
そりゃあ,いつも仕事もせずに事務所でプロの棋譜を並べてるんだから
強くなって当たり前。とbさん。
もう二度と来ないようにしてくれ。と,
そんな経緯があったらしい,
時々,休みの日に囲碁を打ちに来る知人といっても人生の先輩(70代)に
そのことを伝えると。
子どもみたいだなぁ。と
笑った。
後日,aさんと顔を合わせる機会があって事情を聴くと・・・・・。
そこで気がついたのは。
人は言われたことはよく覚えているが,言ったことはあまり覚えていない。
ということであった。
年齢とともに自己中に陥りやすいというが,知人との付き合いも
たしなみが必要であるらしい。
忘れていたことに気付いた。