いぬについてのことわざ集。
1.犬が西向きゃ尾は東。
わかりきったこと。当たり前のことをいうたとえ。
※素直にとってください。右向き、左向きなしです。
2.犬と猿。
仲が悪く、何かにつけ反目しあう間柄にあること。
※ももたろうも苦労した。
3.犬の遠吠え。
弱い犬が遠くの方で人に吠えることから。臆病者が陰で
空威張りすること。
※ときどき不幸な捨て犬を見ることがありますが、吠えません。
人間不信におちいった犬はかわいそうです。むやみに捨てないでください。
4.犬は3日飼えば3年恩を忘れず。
犬は3日飼っただけでも、3年間その恩を忘れない。まして、
人は恩知らずであってはいけない、という意。
※うそかもしれませんが、ねこは3日で忘れるそうです。
5.犬骨折って鷹の餌食。
犬が苦労して追い出した獲物を鷹にとられる。苦労して
手に入れかけたものを他人に奪われてしまうたとえ。
※悪銭身につかずではありませんが、自分で苦労したものは
大事にします。手に入れる過程も大切なものです。
6.犬も歩けば棒に当たる。
犬もうろつき歩くから棒で打たれるような目にあうことになる。
出しゃばると思いがけない目にあうという意。
後には、
出歩いているうちには、思いがけない幸運にぶつかる
こともある、という意味にも使われる。
※後者のプラス思考が現在には合いそうです。
7.犬も食わない。
何でも食べる犬でさえ食べないという意から。非常に嫌がられ
誰からもまともに相手にされない様子。夫婦喧嘩は犬も食わない。
※最近は、グルメになっているので。どうなんでしょう?。
8.犬も朋輩鷹も朋輩(めいはい)。
同じ主人につかえる以上、身分に違いがあっても、仲良くしていく
義務があるということ。会社の同僚などについていう語。
※現在は死語でしょう。
以上、故事ことわざ・慣用句辞典より。
明日は、ねこです。