絵は、見て聞いて楽しめばいいと思っている。
1.絵 見て →感じて→読む。
2.音 聞いて→感じて→読む。
3.小説 読んで→感じて→見る。
と、いうのであれば。1.2.の感じ方が違うので、
同じ「体験」をしても、ひとにより全く違ったものになってしまう。
きっと、作者は1つのことをいいたいのだろうけど、それを
知るのに大変な労力を必要とすることになるからだ。
パウル・クレー略歴(1879~1940)
少年期 ベルン・コンツェルト楽団のオーケストラ特別メンバーとして参加。
ヴィオリニストでもあった。この頃、母が死去。
バッハとモーツアルトを敬愛。
1933 ヒットラーが首相に就任。スイスに戻る。
1935 皮膚硬化証になる。(進行する病)
事物が生まれ出たり消滅したりしていくことを大変重要視したという。
1.快い遊び 1933作
2.ドゥルツィネーア(夢の車輪) 1939作
ドンキホーテの愛人。村の美人という意味もある。死の前年から天使シリーズ28点の1枚。
いつか/わたしは無の世界に横たわるだろう/だれかひとりの天使のかたわらに
1.ドイツから脱出からの開放感。バッハのリズムとみるか?。2.母なのか?。天使なのか?。
妻なのか?。