秋を告げる「おわら風の盆」始まる 富山・八尾
朝日新聞デジタル
9 時間前
28.09.02.
「おわら風の盆」が始まり、編み笠を目深にかぶった踊り手が舞を披露した=1日夜、富山市八尾町、加藤諒撮影© 朝日新聞
北陸に秋の訪れを告げる「おわら風の盆」が1日、富山市八尾(やつお)町で始まった。300年以上続く民謡行事で、台風などで強風の吹く季節に豊作を願う。編み笠をかぶった浴衣姿の男女が三味線や胡弓(こきゅう)の音に合わせ、農作業の所作を踊り流した。3日まで続く。
越中八尾観光協会によると、3日間で20万人以上が例年訪れる。今年は天候に恵まれる見通しで、担当者は「観光客の増加を期待しています」と話している。(高億翔)