仲裁裁判判決に反対=中国
時事通信
7 時間前
28.06.30.
【北京時事】中国外務省の洪磊・副報道局長は29日、南シナ海の領有権をめぐる国際仲裁裁判の判決が7月12日に下されると公表されたことを受けて談話を発表し、「仲裁裁判所には管轄権がなく、審理を進行すべきでなく、判決を出すべきではない」と反対する考えを改めて訴えた。
談話は、フィリピンによる仲裁裁判提起が「一方的で国際法に違反している」と強く非難。「中国は領土問題と海域境界の紛争において、第三者による解決方式を受け入れない」と主張し、判決が出ても、拒否する方針を示した。