既婚女性と「親密」だった=ヨハネ・パウロ2世の手紙発見―英BBC
時事通信
12 時間前
28.02.16.
【ロンドン時事】英BBC放送は15日、故ローマ法王ヨハネ・パウロ2世(在位1978~2005年)が生前「既婚女性と親密な関係にあったことを示す数百点の手紙や写真が見つかった」と報じた。2人の関係は30年以上続いたという。
女性はポーランド系米国人の哲学者アンナテレサ・ティミエニエツカさん。法王は就任前の73年、ポーランド南部クラクフ教区で大司教を務めていた。大司教の哲学に関する著作についてティミエニエツカさんから問い合わせがあり、2人はポーランドで面会した。その後、文通を始め、当初は形式的だった文面は、親しくなるにつれ「より親密な内容」になった。
ティミエニエツカさんをスキーやハイキングに誘ったり、キャンプに同行させたりもした。76年9月の手紙では、ティミエニエツカさんを「神からの贈り物」と称賛していた。ただ、BBCは「禁欲の誓いを破ったことを示唆するものはない」と報じている。