御堂筋暴走、低血糖自覚と判断 会社員を在宅起訴 大阪地検
産経新聞
27.10.28.
11 時間前
大阪市の御堂筋で昨年6月、乗用車が暴走し男女3人が重軽傷を負った事故で、大阪地検は27日、低血糖状態で意識がもうろうとしたまま運転したとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の罪で、大阪市福島区の男性会社員(66)を在宅起訴した。地検は認否を明らかにしていない。
地検は会社員を昨年7月に処分保留で釈放した後、1年以上にわたって任意で捜査。医師ら専門家の意見を聴くなどした結果、会社員が当時、低血糖状態で正常な運転ができないおそれがあると自覚していたと判断した。地検などによると、会社員は糖尿病の治療を受けていた。
起訴状によると、会社員は昨年6月30日午後4時ごろ、大阪市中央区心斎橋筋の御堂筋で、乗用車で一方通行を逆走するなどしてトラックや乗用車に次々に衝突。男女3人に重軽傷を負わせたとしている。