シャープ、欧州から中国に「ビジネスの重点」をシフトか=中国メディア
サーチナ
27.01.01.
モーニングスター株式会社
1日前
中国メディアの捜狐ITは25日、総合家電メーカーのシャープが欧州市場における液晶テレビと白物家電の生産・販売から撤退すると発表したことを伝え、「シャープはビジネスの重点を欧州市場から中国に移すことを決心したようだ」と論じた。(イメージ写真提供:(C) Kobby Dagan/123RF.COM)© Searchina 提供
中国メディアの捜狐ITは25日、日本の総合家電メーカーのシャープが欧州市場における液晶テレビと白物家電の生産・販売から撤退すると発表したことを伝え、「シャープはビジネスの重点を欧州市場から中国に移すことを決心したようだ」と論じた。
記事は、シャープの発表として、欧州市場での液晶テレビと白物家電の生産・販売から撤退することは2015年3月期の業績に影響を与えず、むしろ将来の業績を改善すると伝え、税引き後利益300億円という予想を据え置いたと紹介した。
さらに、シャープにとって中国は海外における最大の市場だと伝え、「4-9月にシャープの中国市場における売上高は4878億円に達し、海外での売上高のうち58.6%を占めた」と紹介。
続けて、シャープが中国で急成長を続けるスマホメーカーである小米科技(シャオミ)にディスプレイを供給していることを伝え、シャオミのハイエンド機に採用されているディスプレイの7割がシャープ製だと紹介した。
また記事は、シャープは中国でディスプレイ供給先を増やし続けていることを伝えたほか、空気清浄機をはじめとする環境をテーマとした製品に戦略の重点を移しつつあるとし、「シャープはビジネスの重点を欧州市場から中国に移すことを決心したようだ」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) Kobby Dagan/123RF.COM)